GUIDES / ブリッジ方法
HyperliquidのUSDCをRobinhood ChainのETHに変える手順
Robinhood Chainのミームコインは、Uniswapで買うのにETHが要ります。HyperliquidのUSDCから、実際に検証した手順で解説します。
先に結論
Hyperliquidで運用しているUSDCは、そのままではRobinhood Chainで使えません。USDCをArbitrumへ出金し、ETHに交換してからRobinhood Chainへ運ぶのが、 手間・費用・安全性のバランスが良い経路です。
Robinhood Chainは独自トークンを持たず、取引の手数料(ガス代)はETHで払います。 USDCをそのままブリッジするとUSDGという別のステーブルコインになり、 結局ガス代のETHを別に用意する必要が出るため、最初からETHで運ぶほうが手数料の発生回数が減ります。
HyperliquidUSDC→ArbitrumUSDC → ETH→Robinhood ChainETH
1Hyperliquidから出金する
- app.hyperliquid.xyzでPortfolio → Withdrawを開く(SendやTransferではない)
- 通貨はUSDC、宛先チェーンはArbitrumを選ぶ
- 金額を入力する。最低2USDC、手数料1USDCが差し引かれる
- 宛先アドレスは既定で取引に使っている自分のアドレスと同じ。変更しない
- ウォレットで署名する(ガス代は不要)
- 3〜7分でArbitrumに着金する
2Arbitrum上でUSDCをETHに交換する
ここはチェーンを移動する操作ではありません。Arbitrumというチェーンの中で、 USDCという銘柄をETHという銘柄に交換するだけです。Ethereumのメインネットに行くわけではないので、 高額なガス代がかかることはありません。
- ウォレットのネットワークがArbitrum Oneになっているか確認する
- app.uniswap.orgを開き、ネットワークでArbitrum Oneを選ぶ
- USDCを選び、交換先はETHを選ぶ(WETHではなくETH)
- 金額はほぼ全額でよいが、次のブリッジ操作のガス代として少額(0.0003ETH程度)を残す
3AcrossでRobinhood Chainへ送る
- across.to を開き、ウォレットを接続する
- From: Arbitrum One / ETH、To: Robinhood Chainを選ぶ
- 金額を入力する(ステップ2で残したガス代分は送らない)
- 送信する。ネイティブETHの送金なので事前承認(approve)は不要
着金は1〜2秒ほどで、届くのはラップされていないネイティブETH。 そのままRobinhood Chainのガス代として使えます。
4MetaMaskにRobinhood Chainを追加する
ネットワーク一覧に無い場合は、次の値で手動追加する。
- ネットワーク名
- Robinhood Chain
- Chain ID
- 4663
- RPC URL
- https://rpc.mainnet.chain.robinhood.com
- 通貨記号
- ETH
- エクスプローラー
- https://robinhoodchain.blockscout.com
5Uniswapで購入する
- app.uniswap.orgでネットワークをRobinhood Chainに切り替える
- 買いたい銘柄を、シンボル名ではなくコントラクトアドレスで照合してから選ぶ
- スワップを実行する。ガス代は1回あたり実測で0.1〜0.4ドル程度
よくある質問
- USDCのままRobinhood Chainに送れませんか
- 送れますが、届くのはUSDCではなくUSDGという別のステーブルコインです。 Robinhood ChainのUniswapプールはETH建てが中心のため、USDGのままだと ミームコインを買うたびにUSDG→WETHの両替が挟まり、手数料が二重にかかります。
- ステップ2はEthereumチェーンに移動しますか
- 移動しません。Arbitrumというチェーンの中でUSDCをETHという銘柄に交換するだけです。 チェーンをまたぐ操作はステップ3のAcrossだけです。
- 手数料はどれくらいかかりますか
- 46.35USDCで検証した実測では、Hyperliquid出金1USDC定額、Arbitrum内スワップ数セント、 Acrossのブリッジが0.6%前後でした。金額に対する定額費用の割合が大きいので、 少額を何度もブリッジするより、まとめて1回で運ぶほうが割合は下がります。